ネゴログvol.3をお届けします。
私はジャパネットたかたに勤めていたときに、動画の可能性を感じ、営業で悩んでいらっしゃる士業の先生を中心にインタビュー動画でPRする事業で起業しました。とくにこの頃は、弁護士広告が解禁になってから間もなかったこともあり、広告手段を模索していた方が多かったのです。
現在は真逆の紙媒体であるストーリーブックを制作し、名刺・会社パンフレット代わりに使用いただくというネゴシアスというビジネスを2016年9月にスタートしました。詳細はこちら。
今回のサービスには、動画は一切取り入れていません。
なぜか、動画は見られないからです。
いや、ユーチューバーという言葉も誕生するほど、動画盛り上がってるじゃないですか!と言われますが、それはユーチューバーが提供する動画(内容・コンテンツ)がある層(主に中高生)に対して大ウケしているからです。
もちろん、彼らが大人になったときはより動画中心の時代になってくるかもしれませんが、少なくともビジネスにおいては、またはビジネスの決定権を持っている世代(40-60代)に対しては動画はほとんど見られません。
身内が登場して無理やり見せられるくらいの機会がないと無理でしょう。
ということは、よく知らない社長が登場して自身のことをたどたどしく話している動画を10分観るなんて苦痛と言ってもいいくらいです。
動画PRのメリットとしてよくこう言われます。
「動画は文字より約4000倍の表現力がある」とか「動画は1分間に180万文字に相当する価値がある」など言われますが、それも全てきちんと全て観た場合に限ります。
さらに、最近は皆YouTube見慣れてしまい、一番最初に取る行動といえば、この動画何分で終わるのかという終了時間の確認です。
要は集中して観る気が最初からないのです。
対して紙媒体の場合、まず時間があるときにしか読めません。
さらに、動画だとその人の話し方や癖、表情が全て伝わってしまいますが、紙媒体はその方の一番良い表情だけを見せることができます。これは読んだ方の次にとる行動に対してすごく重要です。
わー、この人落ち着きないなあ、とか、理屈っぽいな、などが伝わってしまったら、その人に会いたい!となりますか?
もちろん、文章はライターが取材・編集しますので、ご自身が話した内容を第三者が読んでわかりやすく伝わりやすいように表現し直します。結果的に、より限定された表現力ではあるけれども、その限定を逆手にとって上手く活かしているのが紙媒体であり、ネット時代と言われる現代だからこそ、より際立つ表現方法なのかもしれません。
さて、どんな紙媒体がいいのか、当然なんでも良いわけではありません。
それはまた別の機会に。
ヒントは、こちらより。
http://negocios.jp/service/
vol.1、vol.2もお読みいただける方は下記関連記事よりご覧ください。
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