疲れ果てる名刺交換
交流会に行って、行うことといえば、名刺交換ですよね。
でも、名刺交換をしてもビジネスつながりますか?
交流会での名刺交換が無駄な理由として、
一つは名刺交換をしてすぐにビジネスの話をすると
空気読めない人と思われてしまうと思い、
アイスブレイク(緊張を解くための雑談)をします。
「今日は暑かったですねー」「昨日の雨すごかったですねー」など
これ結構時間が経ってしまいます。
思った以上にアイスブレイクで仲が良くなり、
趣味に脱線し、肝心なビジネスの話をしなかったなんてこともよく聞きます。
このアイスブレイクで10分、15分と費やすと、
2時間の交流会で10名くらいしかお話しができないという計算になります。
しかも空気を読みまくり、緊張が解けたかなーと思って、
本題のビジネスの話に入ったところ、全く関係のない業種だったことが判明!
これも交流会あるあるですね。
自分の仕事の話をしたら、当然相手の話も聞かなくてはなりません。
そうなると、アイスブレイクと合わせて30分くらい一人の方と話していることもあります。
帰ってから気づく名刺交換の無意味さ
さらに、交流会が終わり、次の日会社で名刺交換した方を見返しました。
覚えていますか?
さすがに30分話した方は記憶にあると思うのですが、
「あ、名刺交換だけでも」という方のことなんてほぼ覚えていません。
何が言いたいかというと、
自分も同じように覚えてもらえていないということです。
ということは、よほど相手に印象(インパクト)を与えないと、
覚えてもらえない=連絡できない(覚えてないから)ということになります。
名刺交換に期待せず、有意義な会を探す
難しいテーマですが、先に述べたとおり、
名刺交換自体にはほとんど意味がありません。
私は名刺だけであれば数万枚あると思いますが、
確実に数万人の知り合いはいません 笑
でも、ビジネスは人と知り合わない限り、
契約どころか提案もできません。
どうすればいいのでしょう?
ここで重要なのは、インパクトを残すという部分。
しかし、自分で自分をPRしてもなかなかインパクトは残せません。
私が他の会に出てこだわっていたのは、
「主催者がコーディネートしてくれるかどうか』
要はただ放置して、名刺交換をするだけの会には行かない。
主催者がきちんとアテンドしてくれて、
この人はあなたのビジネスにきっと合うと思うよ、
とお互いに言ってくれる会、もしくはそれを期待できる会に参加する。
この主催者がコーディネーターになれるかどうか、
とても重要なポイントです。
主催者が紹介してくれると、相手にインパクトを与えるだけでなく、
「信頼」までオマケについてきてくれます。
これで、帰ってからも安心して次のステージである、
ビジネスの紹介をすることができます。
会の見極めは大変難しいですが、
参加してみたい会があれば、参加したことがある人にこう聞いてみましょう。
「その会って主催者がアテンドしてくれたりしますか?」
「イエス!」であればとても意義のある会だと思います。
ぜひお試しください。
ネゴシアス(ネゴ会)主宰 永江
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